毒親育ち幼稚園教諭の心の葛藤
こんばんわ!Mkyoyu(23歳 女 幼稚園教諭)です。
私の職業はご存じの通り 幼稚園教諭です。
何で毒親に育てられた自分がいつの間にか幼稚園教諭を目指して、
今教員として子どもたちの前に立っているのか、、、正直分かりません笑💦
でもこれだけは言えます。
私はこの仕事が大好きです。そしてこのお仕事は自分にぴったりだとも思います。
こんな毒親に育てられた”普通じゃない自分が”先生をしていて大丈夫なのか。
と、頭に過ることは正直よくあります。
でも、逆にこんな”普通じゃない自分”だったからこそ出来る声かけ、
気づきは確実にあると、知ることが出来ました。
チック症状の出ている子どもを見て、ホームビデオに異様な瞬きをしている自分が移っていたことを思い出しました。自宅でホームビデオを見てみると、
この時の自分がしていたその行為はチック症状でした。
この仕事をしていたからこそ気づき、血の気が引きました。
当時、親に「Mkyoyuは変な瞬きするよなっ」と冷たく言い放たれたことも鮮明に覚えています。でも、自分ではその瞬きはコントロール出来ませんでした。
この経験から、チック症状の出ている子どもへの声かけが変わりました。
すると、その子の返答にも変化が感じられました。
幼稚園で働いていて思ってしまうこと。
思ってしまって悔しくて悲しくて一人心がモヤモヤしてしまうこと。
それは
「私もこんな風にこんな大人に育てて欲しかった」
「何で私の親はあんなにも自己肯定感を無くすような声かけばっかりしてきた
だろう。何で私は、、、。」
「いいなぁ、こんなに大人に認めてもらえてて」
「私はこの子たちとは、、、この人たちとは違うんだ」
今就職している幼稚園は声を大にして自慢できるほど本当に良い幼稚園、職場です。
こどもたちの可能性を私たち教員は本気で信じています。
だから本気で応援して本気で指導して本気で叱って
本気で褒めて本気で園児と喜びます。毎日がとても、とても楽しいです。
でもこんな姿って普通じゃないんです。
本当に凄いことなんです。
私はこんな素敵な最高の大人、教員が集まった園に出会えたことが最高に誇りです。
類は友を呼びます。
私は今の園の類に入ることが出来ました。
のくらい自己肯定感0で、自分が分からなかったころからすると最強なことです。
でも、働いていてずっと考えてしまうこと。
”私は他の職員の方々とは違う”
私にはもう、親といえる親はいない。
家族と思える家族はいない。
緊急連絡先に書ける名前がない。
本当のピンチの時、助けてくれるはずの家族はいない。
私は孤独。
この気持ちはどうしたらいいんでしょうか。
2019.10.17